Switch用のCFWについて調べると何処かで必ず出てくる「Deepsea」と言う名前。
今回はこの「DeepSea」について説明をしたいと思います。
DeepSeaとは?
Switch用CFW「Atmosphere」とBootloader「hekate」を中心に、便利なhomebrewやプラグインを勝手に詰め合わせにしたパッケージの名称で「Team-Neptune」がリリースしています。
現在は構成の異なる3種類のパッケージをリリースしています。
CFWを簡単に導入できるといった理由により、初心者を中心に人気がありますが、一部ではその存在を問題視されています。
問題視される理由
1番の理由はDeepSeaのブートロゴにあります。
Team-Neptuneは、atmosphere(SciresM氏)やhekate(CTCaer氏)が作成したものを集めて勝手にパッキングしてリリースしているのですが、厄介な事に内部にブートロゴを仕込んでいます。
それがこれです(笑)
上記のロゴ以外にも「NINTENDO DEEPSEA」と書かれたSwitchのロゴが表示されたりします。
自分達(Team-Neptune)が作った感を出し過ぎているので、批判されても仕方が無いと思います。
DeepSeaの様なパッケージに頼りすぎると、CFWについて学習する機会を失ってしまうという意見もありますが、そもそも全ての人がCFWについて学習する事を望んでいる訳ではないので、これは余計なお世話ですね。
僕自身も初めてCFWを導入した際は、今は亡き「Kosmos」というパッケージを利用しましたが、Kosmosもブートロゴが仕込まれていて一部から批判を浴びていました。
DeepSeaもKosmosもやっている事は全く同じで、Kosmosをリリースしていた「AtlasNX」が内輪揉めで解散する事になり、その代わりに出てきたのがTeam-NeptuneがリリースするDeepSeaといった感じですね。
導入方法
以下のリンクから最新のDeepSeaをダウンロードして下さい。
リンク先はリリース一覧ページになっていて、新しいバージョンから順に並んでいます。
1番上に表示される物が最新バージョンです。
この記事を書いている時点での最新バージョン(v3.0.1)を例に説明を行います。
まず画像の赤枠で囲ってある3種類のいずれかをダウンロードして下さい。
- advanced
絶対にここまでいらないけど、何でも欲しい人はこれを入れておけばいい。 - normal
チート関連(オーバーレイ含)ならこれで十分。 - minimal
最低限の構成+ブートロゴ程度で、DeepSeaを使う意味が無い。
各パッケージの詳細は以下のリンクから確認できますが、初心者の方はまだ見ても分からないと思うので、頑張って見る必要はありません。
ダウンロードしたファイルを展開すると以下の画像のものが出てくるので、「hekate_ctcaer_5.6.0.bin」以外をMicroSDに配置して下さい。
以上でDeepSeaの導入は完了です。
「hekate_ctcaer_5.6.0.bin」はhekateを起動する為のpayloadで、これをSwitch本体に送信する事でhekateが起動します。payloadの送信方法は以下の記事をご覧下さい。

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